中小企業が発展する最大要因

   

ようこそ 岡山の経営コンサルタント カカトコリです。

こんな会社があったら監督署はどんな反応をするんだろう?

残業は無し
休みは週休二日に祭日と、休みたいとき 
ボーナスの査定は、実績次第
 
昨夜も働き改革のお勉強会に参加していたカカトコリさん。
 
なんでも、有休が5日未満だと、社員一人当たり30万円の罰金が科されるらしい。
 
労働環境については「給料上げろ」以外には今のところ言われたことないんだけど、今後どうなるんだろう?

何をするにも会社が利益を上げて、生産性を向上させないと始まらんもんなぁ。

ということで、本日は、生産性を向上させ中小企業を発展させる方法を書いてみた。

◆ 中小企業が発展する最大要因
 
所属している中小企業家同友会の岡山県北支部の例会で、香川県三木町で酪農をメインにお仕事をされている広野場牧場の広野豊社長に報告していただいた。
 
(中小企業家同友会では、講演とかじゃなく報告という)
 
テーマは「№2が育つ仕組みづくり」
 
中小企業家同友会では、報告を受けて、いくつかのグループに分かれて、円卓形式でグループ討論を行う。
テーマに沿って自社の課題ややっているけど引っかかっている事とか、上手くいった事例などを話し合い、お互いに良い会社にするためにどんな取り組みができるかのヒントを持ち帰る。

で、一応、当日の具体的な内容は外部には出せないので、そこには触れない範囲で感想や自社の取り組みや体験をレポートしてみたい。

『子は親の鏡』という言葉をご存知だろうか?
また、何かあると、普通は悪い方の意味に使われる場合が多いが『親の顔が見てみたい』ともいう。

会社経営でも同じじゃないのかな。

経営者が教育したように社員は育つ。

教育もしないで「うちの子に限って」という親を見ると、教育の本当の意味が解っているのかと、はなはだ疑問に思う。

教育とは教え育むこと。
人の道を誤ること無く、社会のお役に立つ人間になるよう、愛情込めて育てることじゃないの。

求人を安易に考えているのかもしれないな。

社員の親御さんからすると、大切に育てた我が子をどんな会社に就職させるかは大きな関心ごと。

245×8=1960
1960÷8760×100=22.4パーセント
 
実に社員の生活の約22パーセントを仕事に費やしてもらうことになる。

人生に大きくかかわっているという、責任を感じているはずだよね。
 
弊社の場合、新入社員の入社式で必ず教えることがある。

会社がいつまであるかは君たちにかかっている。
結婚や家の事情などで途中で退職することもあるだろう。
次の転職のためにも、頑張って、仕事のスキルを身につけて欲しい。
と。
 
知らんかったんだけど、世間一般の普通の会社では、「骨を埋める覚悟で頑張れ」みたいなことを言うらしい(笑

おかしいじゃろう。
基本的人権のひとつである、職業選択の自由を否定してるじゃん。
 
ただ、このように言えるようになるには、先代社長が多くの失敗(「けいけん」と読みます)を積んでいてくれた。
 
ハローワークに求人票を出し、来てくれた人を簡単な面接だけで次々に採用し、次々に辞められるという。

そりゃそうだろう。

何の社員教育もなく、「じゃぁ、明日からよろしく」で、いきなり営業させてた。業界の話しや、商品知識もないまま。
なんの武器もあたえず、長時間の孤独に耐えて死地に向かった戦前の人間魚雷『回天』の乗組員よりひどかったかも?(苦笑
 
まぁ、多少は脚色してるので、気にしないように。
 
カカトコリさんが役員になってからは、「将来は君の部下になるんだから」という理由で求人の役割が回ってきた。

まず、実行したのは入社試験。
 
出題範囲は義務教育の範囲。

なぜなら、義務教育とは本来は社会に出て役に立つ人間を育成することを目的としているから。
そして、カカトコリさんのように学業が足らない人間が、さらに学び続けるために高校や大学に進むと考えているから。

実際、義務教育の範囲なのに、某国立大学の工学部の男子が数学で落ちたり、近所の英語に強いという評判の四大の英文の女子が英語で落ちる。
 
小中学校の算数や数学でいちばん引っかかる速度や円周率を使う問題を出したり、中学では名詞として覚える単語を動詞として使った翻訳問題を出すだけなんだけどな。
 
しかも、電卓も辞書も最近ではスマホも持ち込みありという、答えを聞かない限り、試験官にも質問ありという、試験としてはなんでもありの、超ゆるゆるなんだけどな。
 
もちろん、試験なので、評価基準はある。

問われているのは、問題解決のためのコミュニケーション能力や、発想のセンス。

ただ、ただ、残念ながら、ハローワーク経由で来た人間のほとんどが、入社試験にすら到達しない。

そこで、次に打った手が有料求人誌への出稿。

なんで、有料求人誌に高い、高い、お金を払って求人広告を出稿したのかと言うと、この言葉と出会ったから。

「人生は投資もしないで見返りがあるほど甘いものではない」
 
いくら入社試験の準備ができていても、受験性が来てくれないことには意味がない。

ということと、

たとえ、数百円でも自分の人生に投資する積極的な人財が欲しかったから。
(「人材」じゃなく「人在」でもなく、ましてや「人罪」でもなく、将来の「人財」候補)
 
まぁ、それと、ぶちゃけ、ハローワークの求人票には制約が多すぎて、欲しい人材は集まりそうになかった。
 
そんな四苦八苦をしながらも、仮採用の段階でさらに求職者を試すことにした。

基本的な考え方は次の2つ。

「人は間違いを犯すもの」

「異質なものが交わらないと、新しいものは生まれない」
 
自社の戦略やマーケット(売れる仕組み)を理解したうえで、社長に意見具申(ダメ出し)できる人。
 
会議や朝礼で自分の意見を発言したり、強みを活かせる人。
 
おかげさまで、毎月半分は安心して地方出張に行けるし、事務所に居ても朝礼くらいしかすることが無くなった。
 
(もちろん、社長職以外の自分担当の仕事はしていますよ)
 
さらに、いえば、こんな出来事もあった。
昔々、雇用機会均等法ができた時の事。 
 
せっかくなので、大学に求人票を出してみた。
 
女子の総合職募集、職種はルートセールス。
 
3人も面接に来てくれて、その中からセレクトして、よくよく入社の動機を聞いてみると

「3年で辞めます」と言うではないか。

その理由が
「遠距離恋愛中の彼との結婚資金を貯めたいので、自宅から近い会社を探していました」とのこと。

なかなか、面白そうだったのと、やる気はあったので、その時にできたルールがこれ

「事前申告したら、デートの日は定時で上がって構わない」というもの。

どうなったと思います?

3年後の年度末ボーナスは営業職のトップでした。

で、ちょうどそのころ、たまたまなんだけど、中途で就職してきた方たちで、入社試験に合格したのがママさんたち。(どこかの医学部とは大違い)
 
しかも、障害児を抱えるママさんたち。

家事のこともあるし、障がいの内容によっては、いつ学校から呼び出しがあるか判らない。

今後も、求人をしていくなら、いろんな環境を抱えてる人たちが入社してくるかもしれんな。

そうおもい、「ゆりかごから墓場まで」じゃないけど、遠距離恋愛、結婚、出産、育児、PTA,、町内会、介護などなど
 
いかにしたら、優秀な人財が働きやすいだろうか?

良い、就労環境とは何だろう?と考えて作ったルールがこれ

「好きな時に休め」
 
ママさんパワーを思い知らされたね。
 
導入当初こそ、ゴールデンウイークとか、年始年末にメモが回って来てた。

「私たち、明日からお休みなので、残りの仕事のメモです」って(おい
 
そのうち、ママさんチームでお互いに助けあう、相互扶助ができるようになって改善された。

一番、嬉しかったのは、新しく入ってくる社員さんに、先輩が言ってた一言。

「こんな、働きやすい会社、よそには無いから頑張りなよ」って。

なんでも、待遇面だけじゃなく、会社の方針とか、雑談とか、とにかくうちの会社はオープンなんだとさ。

そりゃそうだよね。

『小さな会社のオープンルール経営のススメ』(カカトコリ著 同友館)を書いた人が経営してるんだから。

他にも、いっぱいエピソードがあるけど、直近のものを紹介して終わりにしましょう。

今年の冬の出来事。

急な体調異常で、2カ月近くも緊急入院。

退院後、出社してみると、売上も利益も、社長がいる時よりも好成績が出てる。

残った社員がワイワイと話し合って、出来ることに集中して取り組んだらしい。

(ちょっと、自慢)
 
たまに、いらっしゃる。

毎日、個別面談をして社員とコミュニケーションをとり、社員と信頼関係を構築しています。

と、自慢げにおっしゃる方が。

思うんだよね。

その、信頼って、経営者側の自己満足じゃないかって。

勝手に期待したり、都合で信頼してるんじゃない?

ちなみに、カカトコリさんは、社員からすっごく信頼されているので、特に出張中の領収書は一円単位でのチェックだし、もともとの予定表と行動が合致しているか、グーグルカレンダーだけじゃなく、高速道路のETCの利用時間までチェックされています。
 
さらに、経理金庫の開け方は知りません。
「社長が金庫を開けたら、小切手や手形を乱発するでしょ」という理由からです(苦笑
 
人間だれしも、ミスもすれば、勘違いもするし、出来心が発生することもある。
 
それをお互いにカバーしあえる関係が、チームプレイだと思うな。
 
ちなみに、弊社には有休制度はありません。

「好きな時、休みたいときには休む」というルールがあるだけ。

社員を信頼していることを見える化したらそうなりました。

相変わらず、経理金庫の開け方は教えてくれません。

なんせ、信頼され、愛されていますから(涙
 
まぁ、冗談はともかく、社長の行動や考え方が、会社の成長や発展を邪魔していませんか?
 
本当に社員を信頼しているというのなら、極端に言えば、社長印を預けるくらいしたらどうなんですか?
カカトコリさんが社長印を使うのは銀行で、自署捺印を求められた時だけ。
あとは、カカトコリさんが開け方を知らない金庫で保管されています(いかに信頼されてるか 笑

もっとも、そのためには「ラベルじゃなくレベルを合わせ、さらにベクトルを合わせる」という社員教育をしなきゃならないし、社長自身も、社員に負けないように自己研鑽を続けてくださいネ。

ぶっちゃけ、これが大変。

冒頭の「子は親の鏡」という言葉を思い出してね。

社員は社長の鏡。

社長がサボってると、社員もそのレベルになるよ。

ちゃんと、採用段階から、頑張ってね

健闘を祈る。 

追記
なんか、書き足らないことがいっぱいる気がする。
また、気が向いたら人事の事も書くかね 
そうそう、弊社の組織図は逆ピラミッドです。

追記 【注意】
経営規模によって順守すべき関係法令も変わってきます。
詳しくは、お付き合いのある社労士の先生などの専門家に相談なさってください。

本日もお読みいただきありがとうございます

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