社長の仕事の正しい判断基準

   

ようこそ 岡山の経営コンサルタント カカトコリです。
ビジネスの入り口は集客です。
集客を入り口とした経営コンサルタント。
特にBtoBのお仕事の販路開拓や新規開拓を低予算で仕組み化することが得意で「集客の鬼」と呼ばれることが多いです。

「お役所の考えることは甘いなぁ」

とある社長さんとの会話の一部です。

中小企業庁からBCPのコンサルタントとしての委託を受けているので、その件で雑談していたのね。

ちなみに、BCPとは

災害などの緊急事態が発生したときに、企業が損害を最小限に抑え、事業の継続や復旧を図るための計画

と、言われているんだけど、中小企業庁の指針によると、お役所のような大きな組織や大企業なら使えるような内容

中小零細企業にはもっと重要な危機管理すべき項目がある

なんだと思います?

#事業承継 #BCP

◆ 社長の仕事の正しい判断基準
 
まずは、失敗に気づいたきっかけから話そうか。
 
トルルルルゥ~~~、トルルルルゥ~~~
 
美味いワインと楽しい食事で良い気持ちでベッドに横たわった時、枕もとに置いていた携帯が部屋中に鳴り響いた。
 
なにか緊急事態でも起きたのか?
 
慌てて、電話に出てみると

「おはようございます。〇〇さんから電話がありました。お返事は帰国後で良いそうです」
と、美人スタッフのKちゃんからの報告電話。
 
たしかに、日ごろから「報連相は密に!」とも言っているし、自分の尺度で判断するなと指導もしてはいるけど、急がないと言われている電話を報告してくるか?
 
正直、ムカッときたけど、ここで怒鳴ってしまうと、本当に緊急かつ重要な事態になった時に情報が届かなくなると、忍耐の二文字。
 
そもそも、そんな社員の育てたのはお前だろ!

と、人差し指で前任者を指さしたら、人差し指以外の残りの指は自分を指している(苦笑

「ヤバいな」

直感的にそう感じた。

よく中小企業のオヤジ社長や大企業の中間管理職の方々が「自分がいないと仕事が回らない」なんて自意識過剰に言うもんだと、バカにしていたけど、自社の社員教育が全くできていないことに愕然とした。
 
いろんな社員教育の目的があるけど、教育の最終目的は自立自助。

教育者がいなくなっても、生徒が自分で生きていけるような教育をしていないと、真の教育とは言えない。

学校でも家庭でも、そして会社でも。

人間には寿命がある。

確率的には、年齢が上の方から亡くなっていく。

そんな時に、遺こった人間たちが食っていけないようだと、教育したことにならないし、経営者の責任を果たしているとは言えないんじゃなかろうか。

帰国後、まず、取り組んだのは社長にとって、緊急かつ重要な案件のリストアップ。
 
その前に、日常業務にどんなものがあるのかをリストアップしてみた。

たとえば、お客様からの電話というグループには、受注、見積り依頼、納期確認、カタログ要請などの案件の塊が出来上がっていく。
 
総務部や経理部には社長印を必要とする時、なんてグループが作られる。
 
同じように、他の部署でも自己完結のグループや他の部署との連携のグループが作られていく。

全社的には「社長の仕事」というグループもあるのだが、だぁ~れも業務をふってくれない(苦笑
 
実に喜ばしい!

通常業務を社長抜きで進めるにはどうしたら良いかがその時のワークのテーマだから。

結果、社長が最優先すべき、緊急かつ重要なことは大きく3つしかないことが判明した。

 会社の存続に関すること

 社長自身および社員の生命に関すること
 
 全社員のご家族の生命に関すること

法人別人格の原則からすれば、一言でいうなら、かかわる人々の幸福と安全に関すること。

さらに、取り組んだのが組織化と部門長の選定。

で、とんとん拍子に「社長がいなくても、回る会社」が出来たのかというと、そんな簡単にいけば社長業もらくちんで良いんだけど、そこは問屋が卸してくれない。

一部の部門長による勘違いが発生した。

自分は偉いんだ、偉い人の指示命令に部下は従うべきだという、目指している社風とは真逆の勘違い。
 
たしかに、部門長は「えらい」

どのように「えらい」のかというと、自分の業務もこなしつつ、部下の業務にも目配りや気配りをしなければならない。

だから「えらい」

だが、ここで言う「えらい」は、岡山弁で「大変」という意味での「しんどい」という意味ほどの事で、偉大だという意味の「偉い」ではない。
 
そのうえ、このような勘違いをする部門長は「自分がいないと仕事が回らない」という勘違いも同時に持っている。

まぁ、続かない。

配置転換をすることになるが、外注さんや仕入先への対応に現れてしまうので、最終的には居場所がなくなってしまう。

 
正直、悲しいよ。

長年、一緒に頑張ってきた幹部が去って行くのは。

それも、社長の仕事とは何か。

という永遠の課題に取り組み、必要な教育をしてこなかった社長の責任なんだけどな。

同じような失敗をしないように、社長の仕事に邁進するしかないんだけどな。

どうすれば、一緒に仕事をする仲間が自立自助し、幸福になってくれるかを考えながら。

そのためには、社長が意思表示できなくなった状況を想定する必要があるんだよね。

そういえば、お役所系の事業承継セミナーにも参加したことあるけど、社長がボケた時どうするか?という現実的な課題を取り上げないんだけど、すっごく不思議じゃ。

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