働き方改革に反対の社員

      2021/10/04

働き方改革の元々はSDGsのゴールに近い項目があるんだよね。
行政(官僚)主体で取り組んでいる気がして仕方ないんだけど、残業が減ることにより、実質の収入減少が起こり、働き方改革に反対の人もいることをどのように考えているんだろう?
なかには、今回の事例のように、仕事をする目的があり仕事量を増やしたい人もいるはずなんだけどね。

ようこそ 岡山の経営コンサルタント カカトコリです。
ビジネスの入り口は集客です。
集客を入り口とした経営コンサルタント。
特にBtoBのお仕事の販路開拓や新規開拓を低予算で仕組み化することが得意で「集客の鬼」と呼ばれることが多いです。
 

なでしこジャパンは負けたけど、ソフトボール女子は世界一位のアメリカにサヨナラ勝ちで、微妙な気分。
 
ルールに沿って戦うスポーツは良いよねぇ。

現実社会では場合によっては法律や制度と闘わないときもある。
 
今回の雑談も面白いよ。

所詮、人間のすることだから、どこかに抜け穴が無いかなぁ~
 
数々の交渉の場で修羅場をくぐってきた。

グレーな法の解釈で助かってきたこともある。

そんなカカトコリさんがひらめいた次の一手とは・・・


 

◆ 働き方改革に反対の社員

残業代が減り、住宅ローンや子供教育費、はては老後の生活資金などなど不安を抱えている課長さんから聞いたすごい雑談。

以下会話の要約
(面倒だから「」は省略 笑)

近頃の若者は大したもんですなぁ。

どうしたんですか?

いやぁ、今年の新人に凄いやつがいるんですよ。
なんでも、母子家庭で病弱なお母さんが夜なべまでして何とか学校を出してくれたと。
本人も、昼間はバイトしながら、地元の夜間部で学位を取ったらしいんです。

きょうび、珍しいですね。

で、その子が言うには、早く仕事を覚えて、給料を上げてもらい、嫁さんをもらって、母親を安心させたいのだとか。

部署は?

それが、工場なので、仕事をしつつ、実地で学ばないといけない事ばかりで、本当に彼の期待にどうしようかと困っているんです。
お金だけなら、副業を公認したので色々とやりくりは出来るんでしょうけど、仕事そのものを覚えて一人前になるには関係の内容な副業しかないみたいなんですよ。

う~~ん
なんとか良い方法が無いもんかなぁ
専門のパートナーコンサルタントに相談しておきましょう。

===
やり方はひらめいたんだけど、合法的な方法でないとクライアントの企業様にも迷惑をかけることになるので、一度、引き揚げてきました。

まぁ、それよりも気になるのは彼のやる気を会社側がどこまでくみ上げることができるのか。
 
今の時代には本当に珍しいよね。

もっとも、人間は明確な目的や目標がイメージできていれば頑張れるのも事実。

折角、やる気のある社員が入ってきても、制度上期待に応えることができないのはなんだかなぁと思うんだよね。

働き方改革のきっかけは長時間労働が問題だなんてマスコミが騒いだけど、そんなこと言っているマスコミの実態も気になるところ。

というか、本当は長時間労働だけじゃ人は自殺なんかしないよ。
長時間労働で過労死も問題になるけど、根本的な問題はほかにあるんじゃない?

本当に長時間労働で絶対に過労死になるのなら、世の中の、特に中小零細企業の経営者さんなんか過労死してなきゃおかしいよ。
 
いろんな問題はあるんだろうけど、カカトコリさん的には言い古された言葉ではあるけど、やりがいじゃないの。

社会のお役に立っているとか、会社に貢献できているとか、日頃から自分自身の存在価値を感じることができるかどうかじゃないのかなぁ。

働き方改革の根本は長時間労働とか、残業とかじゃなく、文字通り、働き方そのものを改善し、生産性を上げることだと思っているし、それができないと、売上も利益も目標に届かない会社がいっぱい出てくるんだと思うよ。

そのためには、このブログでは何度も話しているように、目の前の仕事が社会とどんなつながりを持っているか、どんな人のお役に立っているか、お客様と接する機会が少ないバックヤードの人たちとも共有する必要があるんだと思うな。

自分がしたことで褒められると嬉しいじゃない。
鳥肌が立つほど感動することもあるよ

「やってて良かったこの仕事」と思える感激の場面をいかに作れるか。

やる気があれば、仕事の見込みも速くなるしね。

さて、冒頭の新人君にどうやって納得してもらおうかなぁ。

脳みその労働にも残業の制限は付くんだろうか?(爆




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