社員から信頼される仕事術

   

ようこそ 岡山の経営コンサルタント カカトコリです。
ビジネスの入り口は集客です。
集客を入り口とした経営コンサルタント。
特にBtoBのお仕事の販路開拓や新規開拓を低予算で仕組み化することが得意で「集客の鬼」と呼ばれることが多いです。

今朝の朝礼は、G20に出席のため、来日したアメリカのトランプ大統領の厚かましさからスタート。

よりによって、国内のビジネスユースで一番混雑する時間帯に伊丹に降りるか?
 
おかげで、37便が大幅遅延に巻き込まれ、一番かわいそうなのは福島発のアイベックス機。
 
燃料が足らなくなり、小松にダイバーとさされたのだとか。
 
(ダイバートとは簡単に言えば、目的地変更のこと)
 
ということで、今日は仕事をスムーズに進めていくコツを「夜間飛行」にたとえてみた。

とくに、部下がいる立場の方にはお勧めの内容です。

 
写真は『星の王子様』で有名なサン・テグジュペリと愛機のファーマン40

◆ 社員から信頼される仕事術
 
「社長は何がしたいんですか?
 さっぱり解らないんですが」
 
社長になったばかりの25年くらい前に、辞めていく社員によく言われていました。
 
自分なりにはビジョンもあったし、事業計画もあったんだけど、社内では誰とも共有したいなかったから、伝わるわけもない。

イメージとしては、目隠ししたままの競走馬にひたすら「もっと速く走れ」と鞭打っているような状況。

もっとも、自分の中でも、何のために仕事をしているのか、この仕事を通じて何をしたいのかが腹に落ちていなかったから、事業計画を公表することにもためらっていたんだろうな(反省

後継者として事業を承継することは決めていたけど、極端に言えば、真っ暗闇を飛んでいる飛行機の操縦をいきなり変わったようなもの。
 
先代からも必要と思われる情報の共有はされていなかったから。

当時の古参社員の中には60年安保や70年安保で赤旗を振っていたような社員さんもいた。

予約すると、資本家は労働者から搾取するという価値観の社員さんもいた。

「どうにか、誤解を解かなくては」と、取り組もうとしたのが毎月の試算表や決算書の公開。

俗に言う、「オープンブック」という。
 
中学英語ではbookは本と習うけど、ビジネス英語では「決算書」という意味があります。

ところが、肝心の決算書が粉飾だらけ。

当時の税理士の先生に相談しても、「中小企業では(粉飾は)普通だから」と取り合ってもくれない。

仕方ないので、自分で勉強したら書籍に事例があるのは大企業向けのやり方で我々中小零細企業に導入に敷居の高い方法ばかり。

と愚痴っていても、経営は良くはならないので、せっかく得た知識を税理士の先生の協力もいただきながら、アレンジして、まともな、「使える決算書」に改善するのに、約10年もかかってしまった。

なぜ、10年もかけても決算書や試算表を使えるものにしたかったのか。

さきほど、飛行機の操縦と言ったけど、『星の王子さま』で有名なサン・テグジュペリに『夜間飛行』という作品があるのはご存知だろうか?

フランスで『夜間飛行』発表されたのは1931年。

第一次世界大戦で飛行機の有用性が証明され、平和利用のひとつとして、ヨーロッパとアフリカなどの各地を結ぶ郵便輸送のための定期便が運用を開始したばかりのころ。

作者のサン・テグジュベリもパイロットでもあり、体験談をベースに書かれているので、小説としても面白い。

当時は、有視界飛行と言って、高度を上げずに地上の目標物を人間が目視しながら飛んでいた。

ただ、それでは急ぎの郵便物の配達に時間がかかるということで、『夜間飛行』のノウハウを蓄積していた時代。

レーダーはまだ発明はされていたものの、本格的な実用化に向けての実験が始まったのは1933年。安全な飛行に必要な情報を得る方法は離陸前の整備士との機体の整備状況に関する情報交換と、各地にある空港からの気象情報しかない。

星を目当てにする方法もあるが、雲の下を飛ばないと地上の目標物を見失うし、いつも晴れているとは限らない。

飛び上がると情報収集のために頼りになるのは無線だけ。

しかも、レーダーが開発されていないので、現代ほど天気予報の精度が高くもない。

そんな出発地と目的地は知っていても、現在地を把握できないような真っ暗闇に文字通り命がけで飛び立つパイロットの気持ちはいくばかりか・・・
 
経営も同じじゃないでしょうか?

出発地はまだしも、目的地も、途中の目標地点もはっきりしないと、社員どころか経営者さん自身も不安でたまらないですよね。

若く、経験が浅い時には根拠のない自信だけでもなんとかなるかもしれませんが、それは経営者本人だけの事。

社員の立場で考えてもみて下さい。

安心して自分の人生を預ける気になるでしょうか?

経営者が現在地を把握していないで、不安がっていると、必ず社内に雰囲気が伝わります。

これでは、社員さんから信頼されるわけがないし、新入社員さんが定着するわけがない。

そこで「オープンブック」を導入することにしたんだけど、あらたな疑問がわいてしまった。

売上も利益も実際のキャッシュフロータイムラグが発生することと、売上や利益だけで社員を評価するとバックヤードの社員が正しく評価されない。

評価基準が明確になっていないと不満を感じた社員のモチベーションが下がるだけでなく、退職願を提出するようになってくる。

そこで、いくつかの自社ルールを公開することにした。

たとえば、自社にとって理想の客とはどんな条件なのか、お断りするのはどんな場合なのかなどなど。

ルールをオープンにすることで、社長としての悩みも少なくなったし、社員さんの定着率も格段に改善された。

なぜ、悩みが少なくなったのかと言えば、社長の役割や目指すべき方向もルール化しているから。

折角、ルールを決めても社長自身がそのルールを無視するようじゃ、社員さんが従うわけがありませんよね。

より、具体的に知りたい方には、こちらの書籍がお勧めです
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ということで
 
リーダーであるあなたは部下の信頼を得るために、どんな情報を発信しますか?

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